観相・手相

観相・手相

  • 結構的中していたと記憶しています

    結構的中していたと記憶しています

    私の手相・観相は小学生の頃に浅野八郎さん執筆の手相占いの本が母親の購読していた婦人雑誌の付録に付いて、その本で手相に関心を持ったのがキッカケです。私の占い熱は、周囲の人の手相を見て回ったその頃からだと思います。占いを始めたのは手相が最初で、中学生頃に、それも何かの本の付録でタロットカードが付いていて、「こっくりさん」が流行っていたこともあり、たくさんの人を観た思い出があります。結構的中していたと記憶しています。

    手相、観相を本格的に勉強したのは、故五味康祐さんへ、20歳の頃に占い師になりたいと思って手紙を書いたことからです。弟子入りは出来ませんでしたが、何度か五味康祐先生にお会いする機会があったので、五味康祐先生を恩師と崇めています。

同じ本を10冊位は買っている

同じ本を10冊位は買っている
最も勉強になったのは「五味手相教室」と「五味観相教室」という本です。最初に買った本は、鉛筆、ボールペンで加筆して汚れたので、新しく買い直したり、1年に1冊はどこかに忘れたり、人に差し上げたりしているうちに、同じ本を10冊位は買っていると思います。手の平の線から色々なことを読み取れるのが不思議に思いながらも、占いにのめり込むキッカケに成ったと思っています。

手相や観相という占術は、浅野八郎先生の説によると歴史的に見て3000年から5000年前の古代インドで発祥したという説が一番有力です。中国でも紀元前770年~紀元前403年には、運命判断に使われるようになり、中国では病気を診断する手段の一つにも使われていたと言われています。

そして、中国を通って日本へ手相を伝えたのは、仏教の伝道師たちとのことです。シルクロードを通り、中近東、ヨーロッパへ伝わったとも言われています。プラトンや、アリストテレスは手相に関する著作があり、旧約聖書にも「人の手の業をすべて封じ込め、すべての人間に御業を認めさせられる」と出てくるほどです。

メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明・メソアメリカ文明・アンデス文明などの古代文明では、書物になる前から手相や人相は使われていたのかも知れません。

現実的に手相・観相術は高確率で当たる占術だと思います

現在では、手相や人相は知能や性格との関連性があると考える科学者が増えており、統計的に分析する心理学者や精神医学者の研究者もいるようです。私自身は現実的に手相・観相術は高確率で当たる占術だと思います。

しかし、「占い」の文字の意味は、100の内で80を占める(しめる)90を占めると言うことですから、当然占められない人もいるということになります。手相も日々変化をします。今まで有った線が消えたり、新しい線が現れたり、3大線の感情、知能、生命線の位置や長さ、支線にも変化が現れることがあります。

最も有名な手相の実用本は、手相研究家キローの『手の言葉』という本で、近代手相学の元祖と呼ばれているようです。そのキロー氏が西洋占星術の惑星を手相の丘や場所名に用いたことで、現在の手相術が分類学的に発展したと思います。

私自身も、手の線や丘の位置、場所名は、このキロー氏の説を取り入れています。

手相の各線の名称と判断について

1.生命線

生命線は3大線(感情、知能、生命線)の一つで、最も重要な線です。生命という名が付けられているように、その人の人生全般います。親指と人差指の間から手首に向けて円弧を描くように走っており、霊長類特有の親指と他のゆびを個別に動かしために、折り曲げ線が深く刻まれた事により生まれた線です。
その人の生体エネルギーが遺伝的にどうあるのか表している線だと思います。線に現れたサインによって、人生の変化を流年法によって時期を判断します。

2.知能線

知能線を別名として頭脳線と呼ぶこともあります。この線は才能や資質を判断する線で、末端が上に向くほど現実的性質の持ち主であることを表し、下に向かうほど精神的傾向であることを表します。生命線と同じように、親指と人差指の間で、起点が生命線とほとんど同じ位置から刻まれ、生命線よりも高い位置に走っている線です。1本の弧を描く線が一般的ですが、人によっては途中で分岐して2~3本になったり、支線が多い人や上方向、下方向に向かう角度や長さ、支線数などで、才能や考え方、性格、適性の判断に用います。

3.感情線

この線は、性格や感情の傾向を表す線です。感情線は小指の下から人差指方向に走る線です。 この線が人差指の中心に入っている人は、 かなり競争心が強い方です。 人差指と中指の間に入っている人は平均的な方で、 女性なら良妻賢母型と言われています。 またこの線が親指と人差し指の間に入っている人や、知能線と一本に成っている人は「ますかけ線」と言われて、自立心、独立心の強い人です。

4.運命線

この線は、主に仕事や家庭運を表す線です。運命線は中指方向に向かって縦方向に出る線です。 代表的な線の中では、一番線の位置のばらつきが大きく、 人によっては全く見られない場合もあります。線の出現の位置関係を流年法で、事柄や時期を推察することが出来ます。 一般的にその人のやる気を示していますが、 線の向かう方向によってはあまり良くない意味もあります。

5.太陽線

太陽線は薬指の付け根に向かって伸びている線です。人徳や成功運を表す線です。たとえ運命線が明確に刻まれていても、太陽線がなければ成功はおぼつかないようです。この線の有無は、 かなり人物像に影響が現れます。人によっては何本もあったり、逆に1本もなかったりばらつきが大きい線です。この線は、最も消えたり、現れたりが激しい線だと思います。

6.結婚線

この線は、結婚・恋愛を表す線です。小指と感情線の中間を男性なら35歳頃、女性なら30歳頃として推測します。小指よりが老年、感情線寄りが若年として判断します。結婚線の状態を見ることで、同性、異性を問わず、交友関係の状態を判断する材料だと思います。

7.健康線

この線は、健康だから出る線では無く、疲労度や不健康を表す線です。水星線(財運線)と混合しやすいのですが、体を壊すほど財運が強くなるという見方も出来ます。健康線の末端が生命線を切る場合は大病や事故の暗示となり、健康線と生命線の交点を生命線の流年で推測して、その時期を推察することが出来ます。

8.その他の線

その他には、財運線、火星線、金星帯、土星環、反抗線、直感線、希望線、人気線、向上線、など様々な呼称で呼ばれている線が存在します。勉強を進めれば進めるほど、迷路に入らないよう注意して下さい。
店名: 七占断
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